肘内障(お子さんの肘抜け)
子供の腕を引いたら、いきなり泣き出した・・・
お母さんがお子様と歩く時に、
手をつないでいる光景を見かけますが、
お子様の腕を引っ張った瞬間、
泣き出して腕を動かさなくなった経験はありませんか?
これは、肘内障という、肘関節部分の橈骨輪状靭帯から前腕の橈骨頭が、
外れかかる脱臼の一種であります。
この肘内障は乳幼児から小学校低学年までの子にみられます。
成長とともに靭帯がしっかりしてきますので、
徐々に肘内障は起こりにくくなっていきます。
肘内障の発生する原因
・お子様の腕が親御さんに引っ張られる(最も多い原因)
・寝返りして身体が腕に乗っかり外れる
・お子様同士でおもちゃなどの取り合い、引っ張り合いになったときなど
肘内障の症状
・突然激しく泣き出した。
・患側の腕を内側へ動かそうとしない。
・痛みにより、患側の手で物を掴む事ができない。
・腕をだらりとさせている。
検査及び応急処置
この脱臼の応急処置ができるのは、柔道整復師がいる、
整骨院や接骨院、整形外科などとなっています。
保健所へ届出をしていない民間の整体院で、
柔道整復師の国家資格を持っていない者が、
脱臼の整復をする行為は違反となりますのでご注意ください。
整骨院であれば病院や整形外科よりも待ち時間が少ないので、
すぐに応急処置ができます。
当院は完全予約制ではありますが、
肘内障につきましては特例として、
早く応急処置をする必要がありますので、
予約無しで来院されても大丈夫です。
御来院の際は健康保険証を必ずご持参ください。
脱臼の整復になりますので保険適応になります。
検査では他の怪我もないかどうかも念の為確認いたします。
徒手整復により橈骨輪状靭帯から外れかけた橈骨頭を、
元の位置に戻す応急処置を行います(数分で終わります)。
整復終了後は痛みも無く、何事も無かったかのように、
腕を動かし、手で物を掴むようになります。
親御様への注意点として
・小学校の低学年までは靭帯が柔らかく、
肘内症を時々引き起こす事があります。
成長とともに靭帯が安定してくるにつれて、
肘内症になくなりますのでご安心ください。
・お子様と手をつないでいる時は腕を無理に引っ張らないでください
最新の症状例
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