熱中症対策に向いている飲物とは・・・?|桑名市の隣り東員町の肩こり頭痛根本改善整体院
- 2016年07月22日
- ブログ
こんにちは。
桑名ネオポリス整骨院院長の小滝です。
相変わらず厳しい暑さが続いていますが、
熱中症対策は万全ですか?
今回は熱中症対策の中でも、水分補給について書いていきますね。^^
夏に限らず水分とナトリウム補給は常に行うべき
夏場に汗をかくと、水分だけではなくナトリウムやカリウムなどのイオンも
体外へ放出され失われるものです。
このイオンを大量に失ってしまうと体内環境が乱れ、
筋肉、血流、神経などに影響を及ぼし、
めまい、痙攣、失神、頭痛、吐き気など、
熱中症の症状が引き起こされます。
水分補給も必要ですが、塩などのナトリウムイオンも補給する必要があります。
これは厳しい暑さの夏に限ったことではありません。
「熱中症対策なら何か適当に水分を摂取しておけばいいや」
とお考えの方が多いと思います。
実は同じ水分でも熱中症対策に向いていない飲物があるのです。
アルコール、緑茶、コーヒーはかえって逆効果
同じ水分でも、アルコール類、コーヒーや緑茶は、
熱中症対策に向いていません。
アルコール類については、私自身アルコールを
全く飲まないのでよくわかりませんが、
運動の後に飲むビールは美味しいとか言われていますね。
ところが、暑い時にビールを飲むことで水分補給をしたとは言えません。
それどころか、ビールなどのアルコール類は、
脱水作用が働いてしまうので、かえって逆効果であり危険です。
コーヒーや緑茶については、向いていそうな感じがしますが、
実はカフェインが含まれていますので、
利尿作用が働くために、水分が体外へ排出されやすくなるので、
水分補給としては向いていません。
では、熱中症対策に向いている飲物とは?
熱中症対策に向いている飲物として以下の物が挙げられます。
スポーツドリンク、麦茶、甘酒です。
スポーツドリンクは大量に汗をかいている時は超おすすめです。
スポーツドリンクにはナトリウムだけではなく糖分も入っています。
スポーツドリンク飲んだ際にナトリウムと一緒に糖分を吸収することで、
腸管での水分吸収を促進するメリットがあります。
長時間屋外での作業、スポーツ、レジャーで過ごされる方に向いています。
なお、スポーツドリンクの甘さが気になる方は、
1リットルの水で作る粉末タイプのスポーツドリンクを買ってきて、
2リッターのペットボトルに入れて2リットルの水で溶かせば、
薄くなる分、体内への水分の吸収が遅くなりますが、
甘さが抑えられるので飲みやすくなります。
参考までに、
という記事もありました。
麦茶は同じお茶でもカフェインゼロな上に、
ミネラルが多く含まれているので、
熱中症対策には向いている飲物と言えます。
昔から夏の暑い時に麦茶がよく飲まれるわけですね。
甘酒は同じお酒でもアルコールがほとんど含まれていない上に、
冬に飲まれるイメージがありますが、
実は昔から夏バテにはとても向いている飲物とされています。
水分と塩分と糖分がとてもバランス良く含まれていることで、
熱中症対策には向いている飲物とも言えます。
また、甘酒は「飲む点滴」と言われるほどで、
ヨーグルトや味噌、納豆と同じく発酵によって作られており、
発酵食品にはビタミン、ブドウ糖、必須アミノ酸といった、
人間にはとても重要な栄養素が含まれ、
同時に栄養価も高く、麹によって消化も良い飲物なのです。
※あくまでもお酒ですので、未成年者、妊娠及び授乳中の方は
お気を付けください。
経口補水液はどうなの・・・?
最近、所ジョージさんがTVCMに出ていたり、
ドラッグストアなどにも売られている、
ここ数年、目にするようになってきた経口補水液ですが、
もちろん、熱中症対策には向いています。
しかし、経口補水液はあくまでも緊急時の脱水症状が現れている時に摂取するものであり、
普段から常に飲むものではないと考えています。
屋外で作業、スポーツやレジャーをされる方は、
緊急時の脱水症状用に予備で持っていくと良いと思います。
こまめな水分補給とは・・・?
一般的には、起床時、食事中、入浴前、入浴後、就寝前のタイミングで、
コップ1~2杯程度の水分補給を指しますが、
屋外での作業やスポーツ、レジャーをされる場合は、
大量に汗をかく時は15分~30分間隔で、
長時間にわたるときは10分~15分間隔で水分補給をするのがベストと言えます。
飲み方にも注意を
水分補給の際に気を付ける点が幾つかあります。
以下が注意点です。
喉が渇く前に飲む
喉が渇く感覚は他の感覚よりの鈍っています。
その為に喉が渇く感覚がした時点では、
既に軽度の脱水症状になっていると言えます。
喉が渇く前に水分補給をしましょう。
がぶ飲みはしない
水分を一気に摂ると胃に相当な負担が掛り、
胃に不要なものが溜りやすくなり消化不良を起こします。
一回の水分補給はコップ1~2杯程度を目安にしましょう。
また、大量に水分(特に真水)を摂取すると、
「低ナトリウム血症」などを引き起こす恐れもありますので注意が必要です。
飲物の冷やし過ぎに注意
暑さが厳しい時こそ冷たい飲み物が欲しくなるものです。
炎天下の外から帰ってきて、キンキンに冷えた飲物を飲む時はたまりませんよね。
しかし、ちょっと待ってください。
冷え過ぎた飲物を飲むとどうなるでしょうか?
一度は経験したことがあると思いますが、
冷え過ぎた飲物を飲むと胃腸に大きな負担を掛けます。
そして胃腸やお腹が冷えて、食欲不振や体調不良を起こす原因となります。
飲物の適温は常温または少し冷えた8~13℃がベストとされます。
冷た過ぎるのもかえって逆効果となりますのでお気を付けください。
万が一お腹を冷やした時の対処法
これは覚え書き程度で頭の中に入れていただければ良いですが、
万が一、お腹を冷やして腹痛や下痢に悩んでいる場合、
どんな対処法が良いのか?
・下痢止め剤ではなく整腸剤を飲む
・白湯(60℃ぐらい)を飲む
この2点で大方解決しています。
そして、下痢で悩んでいる方は、ついつい下痢止め剤を
飲んでしまう方が多いようですが、
下痢の状態は腸の中に溜った悪い物を排出している状態ですので、
下痢止め剤を飲むとかえって体調不良が長引くこともあります。
整腸剤を飲んでおけば腸内細菌も良い状態になり、
悪い物をどんどん排出してくれます。
整腸剤を飲んでも下痢が治まらないと焦るかもしれませんが、
下痢の状態で出すべき物を出し切った方が回復も早くなります。
あと、白湯を飲むとお腹が温まりやすくます。
白湯は60℃ぐらいを目安にコップ1~2杯飲むと良いです。
まとめ
熱中症対策で水分補給はとても重要ですが、
水分補給に向き不向きな飲物があります。
また、水分の摂取し過ぎや冷やし過ぎによって
胃腸に負担が掛り、食欲不振や体調不良の原因になり得ます。
熱中症対策に適した飲物を適した量を、
適した間隔で飲むのがベストと言えます。
以上に気を付けて厳しい暑さを乗り切っていきましょう。
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