膝痛を訴え来院されました｜イオンモール東員からも近い整体院

こんにちは。
桑名ネオポリス整骨院院長の小滝です。
今回は、４～５年前に負傷した右膝の痛みが気になり来院されました。

 

右膝の怪我が原因で・・・

患者様は６０代後半の女性で、趣味は山登りで週２～３回は行かれるとのこと。
事の発端は、４～５年前に雪山にて登山中に右脚が雪に嵌まり、
転倒した際に右膝が伸展方向に強制され（つまり逆関節状態に）、
負傷されたとのこと。
当時、運ばれた病院での検査診断で前十字靭帯や後十字靭帯、
内側側副靭帯などの損傷は無いとのことだが、
それ以降は右膝の痛みが続いているとの事。
右膝を屈曲位から伸展させる際に痛みが現れるとのこと。
それが原因か、２年半ぐらい前から右殿部から下肢に痛みを訴えるようになる。

その他に今年２月に右鎖骨骨折を受傷。
受傷して以降、首から背部に痛みを訴えるようになる。
その他に腰も時折痛みが現れるとのことです。

問診と検査から患者様は過去の右膝の怪我について
かなり気にされているようで、膝の痛み無く登山をしたいと願ってみえます。

 

ＴＫＯ整体で骨盤や脊柱を矯正し全体のバランスを調整

今回はＴＫＯ整体で骨盤や脊柱を矯正し土台からバランスを調整し、
右膝の痛みや右殿部～下肢に出させていた痛みの原因を
アプローチしてみました。
施術後は若干右膝に痛みは残ったものの、
身体全体がかなり軽快に変化して、
患者様御本人も驚かれていました。

 

 

右膝の痛みを出させていた根本的な原因とは・・・？

今回の患者様の右膝に痛みを出させていた原因は、
右膝そのものには無く、意外なところにありました。

足指と腹筋や股関節が鍵を握っていたのです。

つまり、足の指と腹筋、股関節が上手く使えていなかったのです。
患者様が無意識に右膝を屈曲位から伸展させると痛みを訴えていましたが、
膝の動作の際に足の指を意識的に曲げさせてみると、
動作時の痛みが無くなるのです。＾＾

さらに、座位から起立時にも右膝が痛むとの事で、
起立時に下腹部の腹筋に力を入れた状態で立ってみるよう指導すると、
右膝に痛みを感じずに立つ事ができることを実感されていました。

つまり、膝関節に痛みを出させていた根本的な原因は、
膝関節の前後にあたる腹筋や股関節、
足指や足関節の動きの悪さであることが言えます。

施術後は患者様に腹筋を簡単に使えるエクササイズと、
足の指の曲げ伸ばしエクササイズをするよう、
アドバイスいたしました。

 

膝痛について詳しく知りたい方は、こちらを併せてお読みください。