靴(シューズ)の正しい履き方とは・・・?
- 2016年05月11日
- ブログ
こんにちは。
桑名ネオポリス整骨院院長の小滝です。
前回のブログでは靴(シューズ)の正しい選び方について書きましたが、
今回も靴(シューズ)関連として、
靴(シューズ)の正しい履き方について書いていきます。
前回のブログの内容とかなり関連があり、
特に、スニーカーや競技用のシューズ、ウォーキングシューズなどの、
紐靴についての内容になります。
興味がある方は前回のブログと併せて読んでみてくださいね。
靴やシューズが脱げないようにしっかり靴紐を結ぶだけで良いの・・・?
靴を履く時に、靴が脱げないようにキツキツにして靴紐を結ぶ方が多いと思います。
私もこの業種をする前まではその一人でした。^^;
私が当時スニーカーを履く時に、つま先を地面にトントンして、
足指が窮屈で踵がフィットしていない状態で靴紐を結んで履いていました。
もしかしたら、上記のような履き方をされている方が多いのではないでしょうか?
実は、私はこの履き方をしていたが為に、何でもないようなところで、
左足首を挫く(捻挫)するクセがついてしまったことがあったのです。
この治療業界に入り、いろいろ勉強していくうちに、
靴やシューズの履き方をきちんとすれば、
足首の捻挫グセや足の痛みを防ぐことができるのではと考えたのです。
その結果、靴紐をただ単にキツキツにして結ぶだけではNGであることが判りました。
靴やシューズを履く時のポイントとは?
では、紐で結ぶ靴やシューズを履く時のポイントはどこにあるのでしょうか?
下記のことがポイントになります。
必ず踵をフィットさせた上で履きましょう
これは足首を安定させる為にも重要なポイントとなります。
前回のブログで靴の選び方の中でも、
踵がフィットする物を選ぶと良いと書いたのも、
足首を安定させるのに重要だからです。
最初の方で書いたような、つま先側に合わせた履き方をすると、
踵部分に空間ができ、足首が安定しません。
そして、足指が窮屈になり足のトラブルが生じやすくなります。
踵側をトントンさせてフィットさせた上で靴を履きましょう。
靴紐を結ぶ時には必ず5本の足指を曲げた状態にしておく
これは上記の踵をフィットさせる事よりも、
とても重要な靴の履き方のポイントとなります。
よく、靴紐を甲の部分を締めてから結ぶ時に、
足指を伸ばした状態にしている方が多いと思います。
これが普通であると思われがちですが、
実は、この結び方をすると足のトラブルが起こり易くなるのです。
足指を伸ばした状態で靴紐をキツく結ぶと、
土踏まず(足底アーチ)が潰れて崩れてしまい、
魚の目や胼胝(タコ)ができやすくなる上に、
酷い場合は外反母趾や開帳足になることもあります。
身体の軸にブレが生じ、歪みを生じさせます。
また、スポーツをされている方はパフォーマンスが低下する上に、
怪我や痛みの原因につながるケースも考えられます。
前回のブログでも書きましたが、
膝痛、股関節痛、腰痛、肩こりの原因にもつながってきます。
靴紐を結ぶ際に、5本の足指を曲げた状態で甲を締めてから紐を結び、
結び終えてから足指を伸ばすと、
土踏まず(足底アーチ)を崩す事なく靴を履くことができます。
靴の中で足指も動かせる余裕ができますので、
この履き方をすれば、スポーツでのパフォーマンスを
保つまたは向上させることもでき、
足のトラブルを回避することも可能になります。
これは、靴紐に限らず、マジックテープで足の甲を締める、
バックルタイプのシューズでも言えることです。
まとめ
前回の靴の選び方に続いて、靴の履き方について書いてみました。
・踵をフィットさせて履く
・靴紐を結ぶ時には5本の足指を曲げた状態にして、
結び終えてから足指を伸ばす
靴をただ単に履くだけではなく、上記の2点を押さえた上で履いてみると、
普段よりも足が快適になりますので、
是非実行してみてください。
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